2012年09月19日

よろしんで。

20120918 Sembello featuring Tatsu(a.k.a. LÄ-PPISCH)/栗原務 With Special Guest 谷中敦(a.k.a. 東京スカパラダイスオーケストラ)@ビルボードライブ東京
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ここに来るのは2回め。ことし2月の日の出食堂以来。

やっぱり緊張する。
なんせひとりで来たことしかないので。

前回のSembello公演@レッドシューズのときは、仕事ピーク時で行けなかったから、このスケジュール知ったとき、今回こそは絶対に行く!!って決めてた。

眠りになかなか入れない私は、そんなとき、Sembelloの曲にどれだけお世話になったことか。
それが生で聴けるなんて。本当に夢のよう。

前にここに来たとき、ピアノ真ん前に行けたはいいが、ステージ右端がほとんど視界からはずれる&肝心のオッキーはほぼ背中・手元も表情もほとんど観れず…という反省点があり。
今回はビルボードのスタッフのお姉さんが勧めてくれた、ステージ全体が見渡せる席(@ピアノ正面の後方)に席を確保。

せっかくワインが頼める機会だったので。

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開演を待つまで、六本木の夜景を眺めながらひたすらドキドキTIME。


開演。

はじめの3曲は田中邦和さんと沖さんおふたり(Sembello本体)で。

その後リズム隊(B & Dr.)がin。
次の2曲は何度も何度も繰り返し聴いた曲。
SembellogyとExilir
この2曲で、ライブは生きものなんだ…ということをあらためて思い知る。
この公演でしか味わえない貴重な時間。
一瞬たりとも目を・耳を離したくない。

ここちよいSaxの音の波に揺られながら、ひたすらオッキーの指のうごきを見つめていた。
跳ねるような、踊るような指先。
生の指のうごきと、グランドピアノに映る指のうごきと。
そして目で・音で、邦さんと語り合うような呼吸と。
正直、1曲めからすでにうるうるとして、胸がつまって、どうしようもなかった。

そしていよいよ、同級生・四半世紀超の友、谷中さんが登場。
あのひとのゴージャス感はいったいなんなの。
ダンディズムというか。
伸ばした髪を7・3くらいに分けて、タイ装備のかっちりめのダークスーツ。
スカパラのときよりフォーマル感倍増。
あんなのずるいでしょ。
きっと、アレで撃ち抜かれた・とろけた女性が多々いることかと。
(個人的には、使ってた濃い色のハンドタオルがツボ)

『1966年生まれ』『同級生』話で。
オッキーと谷中さんは知ってたけど、邦さんもおなじく1966年生まれ。
Tatsuさんも1967年早生まれで同級生。
ほか、谷中さんの口から
斉藤和義」「吉井和哉」「スガシカオ」(←ここまでははっきり記憶有)「田島貴男」(←自信ないけどたぶん…)と、出るわ出るわそうそうたる面々の名前。

以前、森田恭子さんのLucky Racoon (vol.15)・編集後記にあった【ROOTS 66 DON'T TRUST OVER 40】というライブ。
(あとからわかったけど、Tatsuさんコレに出てたの)
『丙午』ってキーワード、何か魔法でもかかったかのよう。
トータス松本さん曰く
「この66年生まれは(出生率が低かったため)数少ない人数だけど、おもしろいヤツらがぎゅっと凝縮している。そして今、濃いぃのが篩にかけられて残ってる!」。
いや、すごい説得力。

このとき、名前は出ていない(…たぶん)けれど、もちろん川上さんや青木さんだって同級生。
(高校当時のことがあざやかに描かれている、この青木さん追悼文を是非読んでほしい。
書かれたのは岩下食品の社長さんです。)
きっともう、「ことばにするより、もっともっと深いところにある絆」なんだろうな…と勝手に思いながら、いろんな人たちのことが頭に浮かびながら、耳をかたむけていた。

ここから邦さんと谷中さんのWバリサクが炸裂しまくる。
テキーラのような曲をつくろうとしたら、まったく違う感じになってしまった(=olemeca)、と邦さんは言っていたけど、その匂いはちゃんとわかった。
そこで谷中さんから
「利きテキーラができた。いまはもう無理だけど」
「メキシコでテキーラって街に行った(=Sunny Side of the Streetのジャケ写を撮影した街)」と。

リズム隊の栗原さんのDr.ソロとTatsuさんのBassソロと。
音の色気が皆さんはんぱなくて。
包容力というか、音に抱きしめられてるような、そんな感じ。

オッキーの指のうごきがもはや鳥の羽ばたき(天使?)のように見えるピアノソロ。
それを聴き、眺めながらすごい笑顔の谷中さん。
Walkin'ツアーのときの『水琴窟』を思い出してまたうるっとくる。

気がついたら「つぎが最後の曲です」と。
こんなに時間が経つのが速すぎる!!と思ったライブはあまり経験がない。
本編が終わった瞬間、感激の波が一気に。ひたすら拍手。

アンコールはブラジルのアーティストの曲(曲名失念)から。

そして…
大阪公演のネタバレツイを見て、ある程度「来るかも」とは思ってたのですが。

ホールインワン

実際に生音浴びたら、涙腺決壊。
『同級生』話がここに繋がっていたなんて!!

この曲も、遡って音源聴いて、「スカパラの曲なんだ!」ってわかった曲(GAMOさんと青木さんの作品)。
青木さんのこととか、ギムラさんのこととか、ここにいなくて、でもいてほしかった人達のこととか…いろいろな思いが一気にこみあげてきて。
しかも、「ホールインワン!」て台詞はオッキーが!!
国技館で、君と僕を聴いたときと同じ衝撃がぐさぐさ突き刺さった。

最後は、ひたすら拍手しかなくて。
本当に、本当に、この時間を共有できたことが嬉しかった。

案内された席は、キッチンのそばだったので、開演前にいろんな食べもののニオイが胃を刺激してたけど。
始まっちゃったら、胸いっぱいになって、もー食べるどころじゃなくて。
それでこのツイが頭のなかを駆けめぐったのです。

実際、暫くの間は腰がぬけて動けなかった。
あんな経験ははじめてかも。

サイン会をする、って予告されていながら、目の前でCDが売り切れて、サインしてもらえるようなものを持ち合わせてなくて、ものすごい後ろ髪を引かれながら家路に向かったのですが。
正直、地下鉄乗ってる最中も、ぼーーーーっとしまくってて♡がいっぱいで、まるで桃源郷にいるみたいで。

まえに『世界は言葉でできている』で谷中さんが答えた、
「人生とは、『美しいアルバム』ではなく、
『撮れなかった写真』だと思う」
ということばが、ものすごい勢いでよみがえってきた。
そしてオッキーがつぶやいたこのツイも。

そうなんだよね。うん。

posted by sumire at 02:24| Comment(0) | 音 (LIVE) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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